YAPC::Asia Tokyo 2013 に参加してきた

見たセッション

Day 1

  • オープニング
  • Postcards from the Edge: The State of Perl 5 Development
  • PSGI/Plack・Monocerosで学ぶハイパフォーマンスWebアプリケーションサーバの作り方
  • BrowserStack を用いたクライアントサイドのテスト
  • ランチセッション
  • Inside amon2-livedoor-setup.pl with web application
  • SPDY、HTTP/2.0の使い方
  • Types and Perl LanguageTypes and Perl Language
  • モダンPerlリファクタリング
  • Lightning Talks Day 1

Day 2

  • Perlで書く結合テスト
  • これからのPerlプロダクトのかたち
  • ランチセッション
  • YAPC::Asia Tokyo 2013 特別座談会 「Rubyの良いところ語ってください 〜そんなPerlで大丈夫か?〜」
  • 本当にあったレガシーな話本当にあったレガシーな話
  • スマフォアプリ開発を支える認証認可アーキテクチャ
  • PhantomJSによる多岐にわたる広告枠の確実な表示テスト
  • フルテストも50msで終わらせたい 〜 FreakOutの取り組み 〜
  • Lightning Talks Day 2

自分は元々 Perl をやっていたんですが、今は Rails 開発が主体なので今回は参加を見送ろうと思っっていました。
しかし、Ruby のセッションがある事、知人のトークがある事などから参加する事に決めました。
いざ参加してみると、聞きたいセッションが重なってしまい、どれに行こうか悩んだりすることもあって、YAPC はやっぱり懐の深いイベントだと思い ました。

互換性を重視する Perl と変化を受け入れる Rails(Ruby) の文化

今回自分が見たセッションを通じて Perl の互換性を重視する文化は Perl コミュニティ自身を苦しめているのではないかと感じました。
初日のキーノートの中で言われていた「いつ妥協するか」という言葉などがそれを感じさせました。
Rails 界隈では変化を許容する事を前提にして、システムを常に改善する為の体制作り、開発手法について良く話されている気がします。
よくある話だと思いますが、プロダクト改修の予算を確保する事は難しく、後回しにされ、最終的に手の施しようがなくなった頃に大改修をする事になったりします。
テストが当たり前にあって、システムのバージョンアップが苦にならないような体制が、スーパーエンジニアのいない普通の開発現場にも当たり前にある未来が早く実現すれば良いなと思います。 その一歩としてこういったカンファレンスは指針を示し、エンジニアに刺激を与えてくれる素晴らしい機会だと思います。

イベントでの出会いについて

自分は昔から人が良く、人に合わせがちで自分の意見を押し殺しがちなので、一人で行動する事を好みます。
しかし、こういった機会に自分と同じ問題意識、課題を共有できる人と出会い、新しい環境に飛び込める人はとても幸運だと思います。
残念ながら自分はそういった幸運に恵まれませんが、幸運な人を横目に悔しさを貯めていつか幸運をつかむ為に今出来る事を探し続けます。

lestrrat さんと 941 さんの卒業

予定があって2日目は LT の後会場を離れてしまったのですが、twitter のハッシュタグは追っていたのでほぼリアルタイムで気付きました。
これだけの規模のイベントの準備や取りまとめはかなりの苦労があった事と思います。
心より感謝の意を評したいと思います。

お疲れ様でした!素晴らしいイベントをありがとうございました!!

自分もイベントのスタッフをしていますが、そのきっかけは、YAPC のスタッフ募集が締め切られた後にちょうどそのイベントのスタッフ募集があったからです。
要するに YAPC のスタッフをやろうかどうか迷っていて、応募し損ねたからだったのです(笑

今年もそのイベントがあります。
興味のある方は参加をご検討いただけると嬉しいです。

東京Node学園祭2013開催のお知らせ